大友克洋「さよならにっぽん」1

大友克洋「さよならにっぽん」は、アメリカにおける日本人について、日本人の外国でのあり方とその精神のよりどころをドライに描ききった漫画…というと、 なんとなくドキュメンタリー風だけど、本当のところ実は大友克洋自身はなにも考えてないんじゃないか?と個人的には思っている。(しかもそれは、「さよな らにっぽん」に限ったことではないと思っている。)

これは、私の意見なのだけど…
大友克洋の多くの漫画について、意味とか教訓とかを得ようと考えないほうがいいように思う。大友克洋の漫画は、意味ある漫画に見える(読める)だけに、どうしても勘ぐりたくなるのだけど、実は大友克洋自身は何も考えてないのじゃないか…と個人的に思っている。

私がそう思う原因としては事項に譲るのだが、大友克洋の漫画から意味を汲み取るなと言ってしまえばこのコラムの意味も無い…かもしれん(笑)
ただひとつ今思えるのは、今の時代の漫画でよくある表現…乱暴で野卑な言葉遣い、リアルでグロな表現にはないドライさが大友克洋の漫画にはあった。

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