さべあのま

さべあのまの世界について、漫画の中の「あのストーリーが」とか「ここの絵が」とか、部分部分を取り上げて「さべあのまの確固たる世界」を説明しようとすると、なんだか本当の良さが伝わるような気がしない。
ただ、80年代という背景を含めると、ちょっとだけ見えるような気もする。

80年代に花開いた、様々なジャンルの漫画と漫画家たちの中で、さべあのまは「フツー」の漫画だった。
でも、他の漫画家たちよりも、さべあのまは、間違いなく「あか抜けて」いたのだ。そして、そのさべあのまの世界の根底には「アメリカ大好き」がある。

さべあのまをご存知の方は、いまさら何を分かりきったことを…と言われるかもしれない。でも80年代は「アメリカ大好き」が席巻した時代だったのだ。そしてその時代に、さべあのまはピッタリはまっていた。

さべあのまの漫画の「あか抜けている」感は、「アメリカ大好き」だけからくるものではない。
「アメリカ大好き」は実は、ストーリーのベースなのである。そしてそこに独自のリズム感がプラスされることで「あか抜けている」感が増大するのだ。

リズム感と書いてしまったが、実は言葉として適切じゃないような気もする。どちらかというとスピード感に近いかもしれない…とグダグダ言うよりも、さべあのまの漫画はやっぱり読んで、あぁ面白かった。と思う…これが王道なのだ。

下のおすすめの「ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事」は、絵だけで買ってしまった。作品だ。この絵は「80年代に流行ったオールディズ」の香りがプンプンするのだ。

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