大友克洋「童夢」2

大友克洋の「童夢」は表現が新しい、ストーリーがカッチリ組まれている、テーマと主人公の取り合わせが新鮮、と陳腐でありきたりの言葉しか出ないのだが、この作品以降日本で創造されるすべての漫画、アニメーションが否応なく影響されたと言って間違いない。

大友克洋の影響を受けている…作品が目に見えて増えるのは「AKIRA」以降なのだが、「童夢」こそが、日本の漫画にその後いく年も影響を及ぼし続ける、80年代の大きな予震だったのだ。

ただ、これだけの完成度がある「童夢」を生み出してなお、「AKIRA」を描いたというのは、よほどこのテーマと表現が描きたかったのだろう。
しかし、それまで、作品の中では必ずどこかふざけていた感のある大友克洋が、この作品以降あまりふざけていないように思える。
個人的にはとてもさびしいのだけど。。。
何か大きな、心境の変化があったのか?聞いてみたいことではある。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ