紫門ふみ「女ともだち」

紫門ふみの私のお勧め漫画は「女ともだち」である。どこかドライさが漂い、現実味バリバリの女性たち。旦那の弘兼憲史の漫画「人間交差点」の方がよっぽどウェットだ(というよりベタベタだ。笑)。

80年代頃はまだ、女性による、女性を表現した、男性も読める漫画は無かった。今はもっと損漫画があるのか?といわれると、心もとないのだけど。
よく紫門ふみの漫画は「恋愛論」的な部分で取りざたされるけれど、「女ともだち」は、それよりも「女性とは、こうなのよ」という主張のほうが強いような気がする。
「女ともだち」は女性の話だから当然「恋愛」を軸に描かれる場合が多いのだけど、それよりも「恋愛」も含めた彼女たちの生き方とか、人生とかのほうがテーマとして大きかったように思う。

紫門ふみの漫画のドライさが、男性にも受け入れやすかった…というのは間違いないと思う。
でもそれよりも、「女性とは、こうなのよ」と主張しても「だから分かって」的な部分が少ないところが、男性誌で連載できたポイントなのかもしれない。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ